ステロイドと減量

さて、つい数年前、ある減量方法が米国で問題となり、日本でもニュースとして取り上げられました。テレビやインターネットでも話題となり、ご存じの方 も多いかもしれません。幼い少女たちが痩せたいがためにステロイド剤を頻繁に使用していた。というものです。日本でもテレビに登場するアイドルやタレント の若年化により、過剰にダイエットに反応する子供たちが増えている。ということが近年囁かれています。過食症や拒食症の発症年齢が低年齢化していることも 、その一因では?という声も聞きます。そういった問題がアメリカで起こり、またそこにステロイドが登場してくる。というのも驚きです。

ステロイドといえば膠原病などの治療薬として知られていますが、筋肉増強剤として使用するスポーツ選手がいることも有名です。もちろんスポーツの世界 で、ステロイドを使用することは禁止されており、オリンピックなどでは競技前などにステロイドなどの薬物使用がないか、尿検査を行い不正をただしています 。ではなぜアメリカの少女たちはステロイドをダイエットに用いたのでしょうか?それはステロイドを使用することで、筋肉が育ち脂肪が減ることに原因があり ます。筋肉が増えるということは、脂肪が燃焼するということです。それだけなら、何も問題にはならなかったでしょう。ただしステロイドは病いを治療したり 、筋肉増強を促すだけでなく、大変な副作用も発症します。肝臓や腎臓の機能が低下し、それらが別の病を引き起こすのです。何らかの病気の為にステロイドを 使用している方たちでも、このステロイドの副作用に悩み、そしてまたステロイドを止める為に苦労しているのです。